「多汗症・わきが治療専用フラクショナルRFシステム装置・ビューホット」は極細ニードル先端から直接出力されるフラクショナルRF(高周波)を照射することで、横・水平方向に均等に広がる熱エネルギーが安全かつ正確、ピンポイントに汗腺・皮脂腺だけを選択的に熱変性させることができる次世代の多汗症・わきが治療器です。
表皮の熱影響によるダメージを防ぐためハンドピースにクーリングプレートを備えており、皮膚表面は十分に保護され、また汗腺・皮脂腺以外の他の組織に損傷を与える心配もありません。
皮膚表面から約1.0〜1.5mmを治療開始位置として、刺入した極細ニ一ドル先端からフラクショナルRF(高周波)を適切な出力レベルに調節して照射します。
刺入した極細ニ一ドルの深さを0.6mm間隔で4〜5エリアに深度を変えて照射し、わき下の汗やニオイの原因となるエクリン汗腺・アポクリン汗腺を各深度にわたって全層まんべんなく破壊します。
フラクショナルRF(高周波)の出力は最高78℃の熱で制御され、汗腺だけを凝固・焼灼します。
汗腺と毛乳頭・毛包・バルジとの熱緩和時間の差で脱毛作用はなく、エクリン汗腺・アポクリン汗腺のみ凝固・焼灼されて機能を失います。余分な熱溜りがなく、副作用もありません。
当クリニックにおけるビューホット症例数784例(2018年12月時点)の治療実績から、医学術的評価として高い有効性・安全性のデータが得られています。
男性:249例 女性:535例
多汗:245例 ニオイ:173例 混合(多汗・ニオイ):366例
ビューホット | 外科手術 | プチ多汗 (ボトックス注射) |
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効果 | ◎・半永久的 | ○〜◎・長期的 | ○・4〜6ヶ月 |
傷あと | − | ★★★ | − |
痛み | * | ★★★ | * |
腫れ | − | ★★★ | − |
内出血 | * | ★★★ | * |
ダウンタイム | * | ★★★ | * |
麻酔 | * | ★★★ | * |
時間 | 30分(両わき) | 1〜2時間 | 10分 |
回数 | 1回 | 1回 | 定期的 |
通院 | − | 数回 | * |
今までの多汗症・わきが治療は外科手術とプチ多汗(ボトックス注射)が主流でした。
切開法(せん除法)による根治的外科治療は長期的に高い改善効果が得られる反面、傷あとが残る、感染症や血腫・漿液腫、色素沈着といった合併症の可能性、痛みやダウンタイムといったリスクを負うことが懸念されていました。その他、簡単に短時間で終わる姑息的外科治療(吸引法や超音波法など)は術後の再発率も高く効果もほとんど期待できません。
一方、プチ多汗(ボトックス注射)は効果の高い治療法のひとつですが持続期間が数ヶ月と短いため定期的に注射が必要であり、その都度費用が掛かってきます。またニオイに関しては効果が乏しい場合もあり、わきがで深刻にお悩みの方には満足度が低い傾向がありました。
『ビューホット』はフラクショナルRFを照射することで皮膚を切開することなく、汗やニオイの原因である汗腺・皮脂線だけを破壊し、安全に多汗症・わきがを解消できる画期的な新治療になります。わずか30分の治療直後から即効性・確実な効果を実感でき、半永久的にわきの汗やニオイを抑える効果が持続されます。治療後の通院も不要で、包帯やガーゼなどによる圧迫固定の必要もなく、治療当日から直ぐに通常の日常生活に戻れます。